パーツ構成について
NEWバイクのパーツ構成は、現在のメインバイクのパーツをできるだけ流用し初期構成はできるだけ安価に仕上げたい。流用にあたり一旦メインバイクから部品を外す作業に入ると実走用のバイクがなくなるため、他のすべての部品が揃ってから組付け開始とする。
採用した各パーツは次のとおりである。
コンポーネント
現メインBikeで使用しているR8050 di2を流用するが、ブレーキのディスク化により機械式のブレーキの導入が必要。
他に流用できるのはペダル型パワーメータとサイコンくらいか。

ハンドル周り
ハンドル周りは車体上部に位置することから軽量化によるバイクの重心位置低下やダンシングでの振りの軽さなど、軽量化による恩恵を受けやすい部分であり重量を考慮した構成としたい。
採用候補として、ボントレガーのステム一体型ハンドル「Aeolus RSL VR-Cハンドルバー/ステム」で進めていたが、ここにきてリコール対象部品となってしまった。なんとも言えない気持ちだが、安全が第一。。
ステム一体型ハンドルで進めていたこともあり、頭の中は「一体型」一択。他メーカーのパーツを探すが思いのほか値段が高い(*_*; ボントレガー何気にコスパいいかも。。
「一体型」はあきらめることに、となると再浮上してくるのが安定ボントレガー製品。
ということで「ボントレガー RSL Blendr Stem」を採用。重量は130mmで130gとまずまずの重量。
コスパも含め同等の「ボントレガー XXX Blendr Stem」も候補にしたがポジションの関係で130mmが必要であり「ボントレガー XXX Blendr Stem」にはラインナップされておらず不採用とした。

ハンドルもボントレガーと行きたいところではあるが、今回のバイクのコンセプトは「クライミング寄りのオールラウンダーバイク」である。昨今のオールラウンダーバイクの要素としてエアロハンドルは外せない(見た目も含め)。予算の関係からコスパ重視でサードパーティのエアロハンドルといえばPrimeであろう。
ということで「Prime – Primavera エアロカーボンハンドル」を採用。重量は228g。

シート周り
シート周りも車体上部に位置するパーツで軽量化による恩恵を受けやすい部分であり重量を重視したいところではあるが、シートポストについてはTREK専用のシートマストキャップであり素材をアルミかカーボンのどちらにするかの2択でしかない。もちろんカーボンを採用。

サドルは現在ローラー専用機で「ボントレガー Aeolus サドル」使用しているため、同シリーズのサドルを採用することになるが、グレードが「Comp」「Elite」「Pro」「RSL」の4種類ある。
ここはステムと合わせ「RSL」行きたかった。。が予算の都合(\18,000の差)でいけなかった。「Pro」を採用。
RSL:¥49,900 142g
Pro:¥31,900 170g

タイヤ・ホイール
タイヤは唯一地面に接触するパーツ、ホイールは車体構成部品で最大の回転パーツ。両方とも走りに直結する最も重要なパーツの一つであり、特にホイール選びは今回もっとも熟考した。しかし、残念ながら最終的にコストに押し切られる形となった(*´Д`)
クライミングバイクとしての性格をもたせるため重量を最重要視したい反面、カッコよさでリムハイトを上げたい。また、フレームに次ぐ高価なパーツであるためコストとのバランスも大事。
結果、「シマノ アルテグラ WH-R8170」フロントC36、リアC50を採用。前後でリムハイトを変えるという欲張り仕様で納得した。


タイヤはクリンチャーを採用し、安定のコンチネンタルGP5000を採用

チューブは運用の安易さから軽量ブチルチューブを選択。バルブ長の関係で「パナレーサーR’AIR」を採用。

ブレーキ周り
今回は現メインバイクから主要部品を最大限流用しコストを抑える構成で進めているが、一番ネックになるのがブレーキシステム自体の変更になる。リムブレーキからディスクブレーキへの移行となるがブレーキ系に関しては部品の流用がきかない。しかしながらSTIブラケット・レバーはワイヤー引きモデルであるため、どうしても機械式ディスクブレーキシステムを採用せざる得ない。
現在、市場に出回っている機械式ディスクブレーキキャリパーで最も評価が高い「GROWTAC EQUAL フラットマウント フルセット」を採用。

ブレーキローターは「シマノ 105 SM-RT70」、軽量化も兼ねて前後とも140mmサイズを採用。

以上がNEWバイクを構成する主要部品となる。これらは随時、到着しておりすべての部品が到着後に作業を開始する。
まぁこのNEWバイクについては限られた予算という制限はあったが十分納得した選考ができたと思う。
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